目標や習慣を宣言すると実行力が上がる

やるべき事ややりたい事、目標や夢を宣言するという事は、実は勇気がいる事です。宣言すると、自分を追い込む事にもなるし、出来なかったらカッコ悪い恥ずかしいと感じる人もいるかもしれません。タイプでいうと、プライドが高い人ほど宣言が苦手な印象です。

 

宣言できる人は、皆の前で公言する事ですから、自分の精神力とは別に周りからの目やプレッシャーも感じる事になるからこそ、どうにかしようと踏ん張りが利く感じもする。そして強度が増していくのかも。

 

宣言する人と、宣言できない人の差は、明確に結果で現れます。言うまでも無く、宣言する人は結果を作りやすく、コミュニケーション力も高いとされています。リーダーなら、何事も宣言してからはじめたいものです。

目標と結果と修正

以前に立てた目標ですが、4月の3週間で(4/1土曜日〜4/22土曜日)週5日ランニング、週2日休足で、15回ランニングという目標。この目標の裏には、できるだけ「遅く」できるだけ「10キロ以内」という設定がありました。できなかったのは「10キロ以内」という距離ですが、どうしても10キロを超えてしまった日が数日だけ。あとは設定通りでした。

そして5月は計画通りに(1日だけ朝夜のWランをした日がある)10キロ〜15キロの距離をコツコツと進んで、走行回数は少し減ったものの、距離は少し伸びた結果を作れました。しかし計画と少しずれてしまったのがペースでした。

 

4月と5月の比較では、総ランニング時間は大差ないのに(4月15:36:10 5月15:55:15)、体が慣れてきたせいかできるだけ「遅く走る」という設定から平均ペースが1キロ約45秒早くなってしまった。これはミス。6月の修正課題が見つかりました。「もっと遅く走る事」です。

諦めない

ランニング歴はかれこれ14年目になります。波乗りをしていた過去は16年間でしたから、もうすぐ波乗りと同じくらい長い遊びになりそう。

 

今さらですが、ランニング歴がある程度あるので難しい目標ではないんじゃないかと思っていましたが、問題は時間の確保です。自分の中で決めた事をできない言い訳にしたくない、仕事へ影響が出てしまう程の負荷をかけない、今の仕事量の中でどれだけ時間をマネージメント出来るかがポイントでした。

 

途中3日4日空いた日があって、半分やばいと思っていましたが、達成できた要因は「諦めなかった事」だけだった気がします。体力的にも精神的にもキツイ設定ではないので、諦めずに、折れず、腐らず、また目標を下方修正せずに、やり通してよかった。

気が向かなかった時もある

いつだってモティベーションが高い訳じゃない。さぼりたい日も、部下が居酒屋にいる時も、深夜23時の時もあります。仕事で疲れて帰って寝たい日もあったし、わんこと遊びたい日もあった。自分を阻止する自分が作った壁みたいなものもあった。

 

ウルトラマラソンのレースにエントリーしている訳でもなく、目標を立てた理由が何か明確な設定があったわけでもない。最近自分自身が弛んでいるな、スケジュールがたくさん入っている事だけに満足しているな、仕事が忙しいなと思った事がきっかけだった様な。

人の目を気にしない

深夜ランの時、普段のランニングでは着圧タイツで走るのに、ユニクロのスウェットだったり、ランニングシューズでもないニューバランスで走ったり、決めた事をやり遂げるには着替える億劫さを排除して、自宅から砧公園を走る道中なんかは、地元の誰にあっても気にしなくていい。

 

自分が決めた事に対して、人の目を気にしたり、途中少し歩いて上向いて木を見たり雲を見たりしながら、自分が思うがままに走ってみるのは気持ちよかった。ランニングは、歩いたり止まったりするのはカッコ悪くないしそれでいい。

 

やらなければならない、こうれはこういうものだという、枠から外れてみて、自分の時間を自分の気分とペースでやってみると、4月は22日分の15本を走る事を決めた初日には見えなかった3週間後でも、足元を見れば足が進んでいて、前を見れば毎日違う景色があって、気温を風も音も違う毎日を体験できた。

実行力

現時点で習慣化できたかはわからないけど、やってみて言える事は、体験してわかる事は、体験からしか感じられない事があるという事です。情報集めの方法はたくさんありますが、体験は自分だけのもの。

 

誰にも言わずにこっそりとやるより、結果を作る方法として宣言してしまうのはとても有効です。これは私が以前にリーダー塾で学んだ一説にもあります。学んだ事を実行する。塾長から強く言われてきました。実行力こそが結果を作る事だと。

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