仕事をしているとさまざまな問題に直面するものですよね。そもそも問題って何なんでしょうかね?
仕事で言えば数字が届かない事、人間関係の悩み、思った通りに事が進まない事、他にもまだまだありそうですね。REPSS社の問題は何でしょうね。問題とは、題材を問うという事。つまり題材がある前提で、その通りにいかなかった時に問題視されるという事なのでしょう。
問題が起きた後に解決の処理にあたるタイプの人もいれば、問題を予測して又は想像して問題が起きない様に準備するタイプといるでしょう。もちろん問題を放置するリーダーはいないはずです。できれば両方を巧みに対応できるなんて事が望ましいのですが。
REPSS社の「SS」とは
石井さんと私がリーダーとして長年牽引してきたREPSS社の後尾2文字のSSとは、SEVEN-SENSEの頭文字から引用しています。私たちが考えた造語なのですが、SEVEN-SENSEとは第7感の感覚の事です。第6感を直感とも言いますが、その次に来る第7感の意味を作り、当時は「気配り・心配り」と定義していました。
私が社長を引退する時に、SEVEN-SENSEの意味が少しわかりづらい事、説明が難しい事から少しだけ意味を修正し、今は「創造・想像」という意味に置き換えています。前もって創造する事、前もって想像する事という意味です。つまり、事が起きてから対処するのではなく、前もって準備をしておくという意味に変わりました。予防的な意味を含めました。
小さな問題
全く問題がない状態はるのでしょうか?平和の様に感じていても、実は気づかないところで小さな問題が眠っているかもしれません。
仮に何か罪を犯してしまった人は、日本では罰則があったり罰金があったりします。それは罪と認められた場合。この方法で罪も解消する事がありますが、小さく眠っている問題の中に、実は言葉があると思います。この言葉の問題は実はすごく難しい。リーダーが最も注意したい事なのかもしれません。
ちなみに私は昔とても言葉が荒かった。今でもたまにでちゃう。できるだけ穏便に、ものすごく気を遣っていますが、たまに出ちゃう。だから笑顔でいるように心がけてます。
大きな問題
できるだけ無い方が良い大きな問題。リーダーに降りかかる大きな問題はいつだって想定外ですよね。社内で何か新しい事を始めよう、お客様にとってスタッフにとってとても良いアイディアを考えた時、社内全員が賛成するとは限りません。そんな時、皆さんならどうしますか?
皆の意見を聞いて、協力者が少ない時にそのアイディアは諦めますか?この現象も、前進する想像の中の問題ですよね、リーダーにとっては。一方でスタッフにとっては、想像が付きづらい事案だからすぐに賛成できないのかもしれません。ましてや仕事が増える、やるべき優先順位が変わる。変化をあまり好まない方には、少しネガティブに感じるかもしれませんね。
変えない方がいい
同志社大学の教授の論文に、男性61%女性69%の割合で今の現状から変えない方が良いという発想が根強いそうです。変える事で、良くない方向に進む可能性があるのであればやるべきはないという考え方でしょうか。
変えない方がいい。
やらない方がいい。
大変そうだ。
それは難しい。
この様な考え方も必要だと思います。保守派の意見として。しかし保守派のポジションはフォロワーです。会社が決めた方針をしっかり仕事として遂行してくれれば何も問題がないのです。リーダーは、誰がリーダーで、誰がフォロワーなのかを明確に区分する必要もあります。
少しドライな意見に聞こえるかもしれませんが、会社の戦略を考える時に、そこに参加する又は招集するメンバーを誰にするかで方針は固まりやすいのです。
リーダーが創造(想像)して実行役にならないと
発明家は事前にマーケティングをしたのでしょうか?市場ニーズのあるものを開発したのでしょうか?アイディアは裏付けや理屈が先にあるのでしょうか?
30年前、水を買って飲む人はどれだけいたでしょうか?
日本では綺麗な水が蛇口をひねればたくさん出てきます。それでも水を買う人が多い。
ニーズがある事に対する行動か、ニーズを作る事の行動か。
良くする方法
良くする方法はとてもシンプルです。
みんなが。
誰々さんが。
なになにが。
この他責発想を捨てる事。
良くしたいと思う人が、1番声を出し→発信し→行動する事。その時に、俺は私はやっている!と想うと、褒めて君、褒めてちゃんになる。まだ足りない、まだやれるという考え方は向上心に満ちている状態。つまり、リーダーが率先しないから、まわりのせいにしたり環境のせいにしたりしたくなるわけです。