I’m sorry for your loss

  • 2022年12月10日
  • THINK

土曜日の朝、訃報がありました。とても仲良くさせていただいている会社の営業担当者さんで、来年動きをはじめる為に幹部陣へつい最近プレゼンテーションを行なったばかりです。よし、これから改革を起こすぞと考えていた矢先です。

 

あたりまえに明日は来るし、寝て起きれば明後日も来る。1週間先も1ヶ月先も1年先もあると信じていたはず。腹を立てて怒ったり、人を責めて空気感を壊したり、がっかりしたり、落ち込んだり泣いたりするのは、明日があるまだ先があると想っているからなのかも。無念とか残念とかいう言葉は使いたくありませんが、やり残した事がある気がします。

虹の橋

私もいつどの様にどのタイミングで何が原因で虹の橋を渡るのか知りません。だからできる限り目の前の事をやり残したくないのです。もちろん中長期的な仕事を今やり切る事は出来ませんが。仕事も遊びも、バランスをとる様な手加減する様な進め方では旅立つその時に悔いが残る気がする。きっといつだって悔いは残るものだろうけど。

 

NAPIAS社を創業する礎になったREPSS社は保険代理業が主業ですから、死と生活の話を日々しています。何かあったその時の事、何もなく長生きできた時の事を話しています。私自身に何かあった事も、年金をもらえる年齢ではないのに話をしています。ただ分かっているのは、いつか必ず全員がその時を迎えるという事ですね。仕事として私は死と向き合う必要があったり、残された家族と会話をし安堵いただけるまでサポートする仕事を誇りに想うのです。

 

巷では保険の仕事に対してとてもネガティブで、煙たがられたり話をする前から避けられたりもする仕事ですが、私は誇りを持っています。これだけ感謝される仕事は他にあるでしょうか。困ったり気持ちが弱ったりした時にお客様を支える為の担当者としての責務は、インターネットなどで安く買う保険には付いていない付加価値だと信じています。

今できる事

その時にしか生まれない気持ちや夢があったり、その時にしかできない体験や感情があったり、その時にしか現れない人と会ったりする。そんなタイミングがある。明日があるかどうかも分からないから、伝えたい事や想いがあるなら伝えよう。その方法は会話でもSNSでもブログでもなんでもいい。

 

20代や30代と、40代と50代では体力も体を動かす強度も瞬発力も持久力も違うし、明日より今日の方が若いから体が動くうちは動かしてやれる事はやっておきたい。信じている仲間や大好きな人とずっと一緒に居たくてもいられなくなる時が来るから、大事にできるうちに大事にしたい。

 

今回のブログタイトルはI’m sorry for your lossです。英語でI’m sorryとはごめんなさいと訳されるますが、お悔やみ申し上げますという時にも使います。ご冥福をお祈り致します。

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