まず、私がいちばん大切にしていることがあります。それは、生身の人間同士が直接会う価値です。
リモートやオンラインは確かに便利で、効率もいい。ただ、空気感、間、表情、言葉にしない沈黙、覚悟の温度。こうしたものは、画面越しではどうしても伝わりきらない。
お客様と実際に会い、同じ時間と空間を共有して初めて、「仲間」「同志」という感覚が生まれるのだと思っています。
信頼は生身の人と会ってこそ
そして、ここで一つはっきりさせておきたいことがあります。
「信頼は設計できません。関係性でしか育たない」
制度やサービス、仕組みをどれだけ整えても、それだけで信頼が生まれることはありません。信頼は、サービスとの関係性ではなく、人と人との関係性の深さからしか生まれない。誰が、どんな姿勢で、どれだけ向き合ってきたか。その積み重ねが信頼の正体です。
幅広いサービスに信頼の深さは宿らない
経営の現場では、「何でもできます」「幅広く対応します」という言葉をよく耳にします。
一見すると親切で魅力的に聞こえますが、広く浅いサービスに本当の価値は宿りません。
アイディアや思いつきは、経験値や人から聞いた事の延長上にある事がほとんどで、誰でも似た様な事は出せますし、情報も簡単に手に入る時代です。でも、人がお金を払うのはアイディアではありません。向き合ってきた時間と、その中で積み重なった信頼です。
美容室経営も同じです。
メニューを増やすことより、技術を深く磨くこと。制度を増やすことより、人と向き合う時間を増やすこと。
サービスを売るのではなく、「人としてどれだけ関わってきたか」が、最後に選ばれる理由になります。
少し強めの言葉を並べるとしたら
下記はREPSS社の若手社員にも全く同じ事を伝えています。
広くやるな、深くやれ。
アイディアを売るな、価値(顧客価値)をつくれ。
値段で売るな、価値をつくれ。
ブランディングは約束。
信頼は設計できない。関係性でしか育たない。
人と真正面から向き合い続けた先にしか、本物の信頼も、長く続く経営もない。