美容室経営には、評価制度や教育フロー、数値管理など、さまざまな仕組みがあります。もちろん、それらは大切です。ただ、どれだけ素晴らしい仕組みがあっても、最終的に美容室を成り立たせているのは「人」です。そして、人が力を発揮する土台にあるのが信頼関係だと思っています。
十分な仕組みがなくても、信頼関係がある美容室は前に進みます。お客様が通い続けるのも、スタッフが踏ん張れるのも、「この人たちとなら大丈夫」という感覚があるからです。逆に、仕組みが整っていても信頼がなければ、人は動きません。
だからこそ大切なのが、信頼関係を育むための育成です。技術や数字だけを教えるのではなく、考え方や向き合い方を伝える。失敗を責めず、挑戦を認め、対話を重ねる。その積み重ねが「信じてもいい」「任せてもいい」という関係をつくります。
美容室経営の本質は、仕組みづくりだけではなく、人と信頼を育てること。
誰と、どんな育成をしてきたかが、サロンの未来を決める。
順調な時、苦境な時、それぞれある中で、苦境な時に人のせいにしない。