「スタッフの給与を上げていきたい」という相談

実は本日3月2日は、私ごとではありますが55歳の誕生日です!祝う歳でもありませんが、私の父と母にとっては私が子としてこの世に誕生した日でもありますから、父と母に感謝を伝える日になります。ありがとう。

個人的な事は隣に置いておいて、今回からの数回はInstagramで先行投稿していた記事を、シリーズ分けして更新していこうと思います。一部の方には重複記事となるかもしれませんが、私なりにじっくりと考えて書き上げた記事の数々ですので、復習の意味も含めて再チェックしてみてください。

Instagramアカウント:advisory_shitamichi

スタッフの給与を上げてあげたい

スタッフの給与を上げていきたい。良いですね、何の為に社員は仕事をしているかを考えると、給与(報酬)も魅力の一つでしょう。

給与を上げたい社長の気持ちと、BS/PL/CFを並べると出来る事と段階が必要な事と出来ない事に直面する事がある。その時、気持ちと矛盾が生まれたり、力不足を感じる事もあるかもしれません。しかし冷静に考える必要があるのが意思決定者の社長です。

2030年代半ばには最低賃金は全国平均1,500円を政府は目指しているそうですし、東京都の今年の最低賃金は1,226円です。

新卒/アシスタント採用について考えてみます。(スタイリストについては別投稿で)

最低賃金計算例

下記方程式を眺めて見てください。

1年間:365日

年間休日:110日(仮)

年間労働日数:255日

年間労働時間:2,040時間(1日8Hとして)

東京都最低賃金:1,226円

東京都最低年収:2,501,040円

最低月収:208,420円

※固定残業代などは含まず

昨年から今年の最低賃金上昇額は東京都の場合63円でした。同じ様に上昇した場合、2026.10からは1,289円、2027年10月からは1,352円。

2026年10月には、

1年間:365日

年間休日:110日(仮)

年間労働日数:255日

年間労働時間:2,040時間(1日8Hとして)

東京都最低賃金:1,289円(仮)

東京都最低年収:2,629,560円

最低月収:219,130円

※固定残業代などは含まず

2027年10月には、

1年間:365日

年間休日:110日(仮)

年間労働日数:255日

年間労働時間:2,040時間(1日8Hとして)

東京都最低賃金:1,352円(仮)

東京都最低年収:2,758,080円

最低月収:229,840円

※固定残業代などは含まず

新卒初任給の基本給が23万になるのはすぐ先に想像できます。さらに固定残業代などの手当を付けると、新卒24万円や25万円が標準になるのかも。

賃金上昇に対する策は?

ではどうするか?

各社の社長と考えて考えて、法整備を守り、健全かつ王道で経営を行うための「戦略」。皆さんならどう考えますか?社員はアシスタントまでで、スタイリストになったら業務委託ですか?離職リスクが高まりませんか?

私には考えがあります。もちろん法的根拠を守る。環境整備と教育を変える。環境整備に合わせた教育設計と目標設計をする。もちろん計画が計画通りに進まない事も理解した上で。

私の中での方向は、今のアシスタントを、各社のアシスタントじっくり見ていると見えてきた事がある。やはり答えはいつも現場にある気がします。

その昔、業務委託へ移籍する人は「稼げる」が魅力でした。しかし今は「自由」が台頭しています。社員はどうか?給与の魅力を考えるのは、今の30代40代世代ではないか?スタイリストになってから、生活環境が変わってから、給与の魅力を感じるのではにか?

その想像から、事業設計、環境整備を再構築する必要があるというのが考えです。この先は、各社の社長とじっくり話し合いながら、事業設計をしていく、ここが入り口になります。最低賃金という時代の波に飲まれる訳にいかない。

皆さんの会社は大丈ですか?

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