「みんなで決めよう」の落とし穴

会議でよく見られるのが「みんなで決めよう」という言葉です。一見、民主的で平等に聞こえますが、実はここに落とし穴があります。合議制は便利な仕組みですが、使い方を誤ると責任逃れの温床になるからです。

「みんなで決めた」ことは、裏を返せば「誰も責任を取らない」ことにもなります。成果が出なかったときに矢面に立つ人がいない。これでは組織の成長は止まります。本来リーダーの役割は、意見を聞きつつも最後は自ら決断し、責任を引き受けることです。

経営や幹部の立場にある人が、責任をあいまいにしてはいけません。むしろ「これは私が決めた」と堂々と言える覚悟こそが、スタッフの信頼を生み、組織の方向性を明確にします。

「合議制はあくまで意思決定の参考」に過ぎません。最後の判断と責任は、リーダーが担うものです。責任を引き受ける勇気があるかどうか。それが組織の強さを決めるのだと私は思います。

 

最新情報をチェックしよう!