経営を続けていると、苦労や壁にぶつかることは避けられません。人間関係、数字のプレッシャー、組織づくりの難しさ。どれも簡単に答えが出るものではありません。けれど、不思議なことに「本当にやりたいこと」に出会えたとき、人は苦労を苦労と感じなくなる。
やりたいことが明確な人は、困難を前向きに捉えます。「この先に実現したい未来がある」と信じているから、試練すら楽しみに変えられる。逆に、やりたいことが曖昧なままでは、ちょっとした苦労でも心が折れてしまいます。
仮にブランディングをしたい。ブランディングとは約束という意味も含まれると私は考えます。品質を約束する。その品質に見合う技術や知識を身につける。その前提には「好き」がなければならないが、好きの向きは技術や知識と異なるところに実はある。
「自分のお店が好き」「自分の会社が好き」。そのお店や会社の品質を上げ、お客様に認めていただく事がブランディングに繋がるのではないか。そのブランディングの源泉はやはり人で形成される。
同じ方向を見る仲間が採用の条件であり、もちろん給与が高かったり歩合率が良かったり、休日が多いのも魅力です。しかし、それだけでやり甲斐を感じるのでしょうか?
ブランディングは高価なものとか限りません。好きな事、やりたい事、夢や志を持つ姿勢こそが、人を鼓舞し、組織を前に進めるエネルギーになる。本当にやりたいことに出会えたら、苦労は平気になる。それは経営にも人生にも共通する事実だと私は思うのです。