多くの経営者が「利益を上げたい」と当然ですが考えています。しかし、利益は社内で生まれるものではありません。利益は常に“社外”にあります。つまりお客様です。また、地域社会からの評価として初めて返ってくるものです。
社内でコストを削減したり、効率化を進めたりすることは大切です。けれど、それだけでは利益は増えません。お客様から「また来たい」「このサロンで働きたい」と思ってもらうことこそ、真の利益の源泉です。つまり、利益とは“感謝と信頼の結果”なのです。
美容室経営において重要なのは、利益を追うのではなく、利益が生まれる理由をつくること。お客様にどんな価値を届け、どんな体験を提供するのか。その積み重ねが、最終的に数字となって戻ってきます。
経営者や幹部が目を向けるべきは、社内教育と社外の声です。お客様の声に耳を傾け、感動を生む仕組みを磨く。お客様への価値作りの為に技術を磨く。その技術を向上させる為に、会社は教育の仕組みを磨き上げる。そこにこそ、未来をつくる利益が眠っています。