ゆとりある生活にゆとりは生まれるのか

「もっと余裕があれば、もっといい仕事ができるのに」。そう思っていた時期がある。でも実際に困らない程度に少しゆとりある生活を手に入れた時、自分の中に生まれたのは、逆に「焦り」でした。

朝ゆっくり起きて、予定も詰まっていない。そんな日々に「何かを生み出す力」が湧いたかというと、そうでもなかった。むしろ、現場で誰かと向き合い、何かを届けるプレッシャーの中でこそ、自分の中に「本当のゆとり」があった気がする。

ゆとりは、外から与えられるものではなく、自分でつくるもの。旅に出ることもそう。時間の余裕ではなく、「心の余白」を感じるから意味がある。仲間との対話も、仕事で悩む時間も、その一つひとつが、心の「ゆとり」をつくってくれる。

今日も現場へ。少しの緊張と笑顔をもって。

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