15店舗以上の店舗展開し、ある時7店舗に戦略的に縮小した。その結果、今では美容室20店舗を超え、親和性のある他業態展開に成功しグループ年商はECを含めると60億を超えている。進行形だけが攻めではない。溜めるのも勝つ為の英断の場合もある。それが出来る人と出来ない人もいる。
思い切った英断は直感や感覚に任せて良い事は少なくて、目的や理念に合っているか十分に考察する必要がある。性能や仕組みだけで勝負していると時代から少し離脱しやすい。すごい会社、すごい美容室はどんな会社なのか。表向き華やかに見える美容室に目が行きがちだが、自ら表舞台に行かないとんでもなく大きな組織も多く存在する。
人が売上を上げる業態なら、すごい人がたくさん居たらすごい会社になるのも、切り取った一部ではそう見える。普通の人がたくさんいると、薄利多売的要素で依存せずに大きな売上や規模に、切り取った一部ではそう見える。
売上意識か、社員数意識か、店舗数意識か、利益率意識か、利益額意識か。事情が異なる人たちが交差する会社の中で、リーダーが何を目指すのかで社員の意識も変わる。