N式教育理論5回目の発信です。前回は「全体を理解する」でしたね。今回のセールスプロセスは「アポイントを理解する」です。いつも通りREPSS社、営業職の記述ですので、美容師さんは美容室の教育に置き換えてイメージしてくださいね!今回の内容は美容師さんにとって「予約」「次回予約」に通じる内容だと思いますので参考にしてください!
まず前回の復習として共通言語/共通暗号を再確認しておきます。
「AP⇒AP⇒F/F⇒P⇒C⇒N⇒α」
①AP=アポイント
②AP=アプローチ
③F/F=ファクトファインディング
④P=プレゼンテーション
⑤C=クロージング
⑥N=ニュービジネス
⑦α=??
アポイント(AP)とは
セールスプロセスの中で「アポイント」が最初のテーマです。BTPにおいてアポイントは「日時の設定」を指します。BTPの講習では、各カテゴリー毎に約4時間ほどですが、その目的や理由について深掘りして理解していきます。アポイントはセールスプロセスの中でも重要な項目のひとつです。
お客様から次回の予定をいただきたいと考えている時に、周囲が気になったり、話に集中できない環境を自分達が作ってしまうのは得策ではないはずです。アポイントを頂戴し、お客様の考えを聞かせていただく状況でも、我々から何かを話す状況でも、その環境づくり次第では、集中できる場か、集中しづらい場なのかによって、伝わる量も質も変わってくるでしょう。お客様にとって快適なシチュエーションを作るのも、私達が考える事のひとつです。
「アポイント=日時の設定」とは、日付と時間だけを設定すれば合格ではありません。なぜそれがベストなのかを考えた上で、日付と時間との調整をする必要があります。
アポイント(AP)の重要性
セールスプロセスのはじめの一歩です。このはじめの一歩を曖昧にすると、すべてのプロセスが崩れると言ってもいいでしょう。とても重要なアポイントですが、なぜ重要なのでしょうか?
美容室に置き換えると「予約」「次回予約」と近い意味かもしれません。リピート率が高いと言われる美容室の特徴として「次回予約率」があります。私は納得できます。営業職も同様に、しっかりと「予約」を取れるかどうか?とても重要です。
お客様の貴重なお時間を頂戴する。その貴重なお時間を無駄にしないように準備をする。近くに来たので顔を出しました?そんな話を聞いた事がありますが、予約を取らない(取れない)営業職はお客様の事をもっと考えるべきです。営業中の美容室に対し安易な訪問は、施術を受けているお客様にも、最高のサービスを提供している美容師さんにも迷惑な行為だと理解してください。