今回はちょっと強めの意見に感じる人がいるかもしれません。悪しからず。
成功したくないなら平凡でいる事をお勧めします。皆が集まるとこへ行って、同じ様な人に溶け込んで仲良くなると安心する。その枠にいれば、皆同じ悩みを抱え、皆同じ感覚を持ち、皆と一緒になって、皆が考えるように考えていると、そこに集まる事が目的になり安心するでしょう。同じ時間を共有し、似た会話をし続ける事で個性が奪われていく。元来成功は、枠の外のはみ出たとこに発見があるのに。
個性や創造性はいつだって決められらた枠の中にはなく、アイディアや工夫は1人の時に、メモすら取れない瞬間に舞い降りるもの。ルールや他人の経験から同じ様になぞってもなかなか上手くいかない事を1度や2度は経験しているのは私だけじゃないはずです。成功したいなら脱却する事しかないんじゃないか。
違う場所に行く、違う人と会う、同等の人たちから脱却するには勇気もいる。例えばコンテストに参加するには勇気がいる。例えば違う地に出店するには勇気がいる。リーダーに必要な事は実は勇気じゃないか。
いつだって未来の保証なんてないのに、いつだって他店との違いを追求しているのに、いつもお客様の最善を考えているのに、経営者の行動は安心を求め、似た者同士と一緒に答えがないのか方法を探している。経営者は違うという勇気を持ち合わせているのに、個性という感性やセンスを持ち合わせているのに、自らそれらを消し去ろうとしている事に違和感を感じる。
何をするために学ぶのか、何を成し遂げたいから学ぶのか。その向きに合った行動は、つるんでいる内は見つからない。心地いい感じからは見つからない。安心からも見つからない。なぜならば、そこに勇気が介在しないから。私は、アップルジャパン元社長の山元さんから直伝で「つるまない」と教わった事を思い出す。
人は成功していない人の話はしない。誰かが成功すると話になる。その話には、嬉しい話も逆の話もでる。あたなが成功したら噂話になるだろう。どこかで誰かが誰かの話を聞いたなら、それは極端な話に違いない。良い話かその逆か。その成功者は、いつもつるんでいる人たちからではなく、違うどこかにいる人ではないか。その人が成功した理由は、個性と勇気だろう。