仕事が早いと言われる人を見ていると確かに早い。しかし、誰よりも手の動きが早い訳でもなく、ものすごく効率的に動いていて無駄がない訳でもない気もする。また、頭がめちゃく良いとか、ビジネスIQが高いとすれば、世の中の天才は皆とてつもなく仕事が早いという事になるが、それはいささか納得し切れない。頭が良いとか手先が器用とかに関係なく仕事が早い人がいる。
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判断が早い人
その様な人たちを見ているとある事に気づいた。それは、仕事のペースはずば抜けて早いのではなく、誰よりもスタートが早い。考えながら、もう始めている。例えば今日始める人と、明日始める人とでは、同じ要領で仕事をしているとすれば、ゴールは前者が1日早く終わるという単純な事。
考えてから始める人は頭で考えて、少し悩んでまた少し考えてなんとなく道筋が見えてから始める感じなのだろうか。一方で考えながら始める人は、計画を書き出したり調べたり手を動かしながらも行動が伴っている感じなのかも。解決はいつも行動が伴うはず。考えていても、行動しなければ何も変わらず、明日にはその熱量すら少し冷める。鉄は熱いうちに打てという言葉の通り、熱量が高いうちに始める人は、実は「判断が早い人」とも言えそうですね。