美容室でいうリーダーは社長なのか店長なのかそれぞれにあると思いますが、今回はどちらでも構いません。リーダーがリーダーを学び、頭に叩き込み実践した結果、反発があったり失敗したり少し成功したりもします。私がそうでした。アップルジャパン元社長の山元さんに直接指導いただき叩き込みました。そして実践し修正を繰り返してきました。
どんなに優れたリーダーがいたとしても目標を必ず達成できるわけではなく、また求められている結果を必ずだせる保証はありません。ではリーダーは本当に必要なのでしょうか?という問いです。
私は、もちろんリーダーはいた方が良いと思います。しかし同じくらい重要な事がある気がしています。それは、リーダーが思っている事、感じている事、次どうしていきたいかという事を「感じられる後輩」の存在です。「感じようとする後輩」の存在です。何かから何かを感じようとする人が集まると、また少しづつその人が増えていくと、互いが協力し合って前に進みやすくなる。
ひとつのグループを見ていると、リーダーと指名していないのに自然と誰かが中心となって話が進んでいる事がある。それが毎回違う人ではなく、自然といつもまとめ役進行役がいる事に気づく。それはいつも売上トップの人とは限らない。まさにその人は感じようとする人なのかもしれませんね。
皆さんの美容室では、売上トップの人だけがいつも進行役ですか?冷静に見ていると、1年生には1年生の中に、中間層にはその中に、幹部にもその中に、感じられる人、感じようとする人がいるはずです。年齢キャリアに関係なく、その人たちを集め形成するのも新陳代謝かもしれません。