出来る気がする。これは大切なマインドだと思います。しかしここで何もしなければ知っている人で、出来る人ではないのです。
知っている事と出来る事の区別は誰でも分かりそうなものですが、例えば飲みの場の面白い話はたいがい経験談。実際にアレやコレやとエピソードがあって、少し話を盛ったりして楽しい時間になる。しかし、これが単なる知ったかぶりだったら話はつまらない。やってもいない事を、あたかもやったかの様な話を聞いていると、なんだか深みというか事の背景の浅さを感じる。
これは仕事にも同じ事が言えて、経験者と情報者の話の深さや重さはまるで違う事がほとんど。人の魅力は、経験値からくるものであったり、落ち着き感の様な雰囲気を感じれたりして。
情報をたくさん持っているに越した事はないけど、たくさんの情報より、ひとつの経験談の方が話は面白い。情報はデジタルからで十分です。やはり行動しなければ経験の積み増しはできないものですね。