教育の余地

教えて教えて教えまくる。基本的な事は出来るだけ短期間で、濃い時間で反復しながら教えまくる。おそらく教えた事を出来る様になるでしょう。それらはこれから教育していく上で最低限必要な事だらけでしょう。

 

望んでいる教育は、自発性だったりやる気だったり、本人が望んで自ら学ぶ姿勢の様な感じにしたい様な。

 

何から何まで教えまくると、教わる人になってしまう。教える側も教える事がやり甲斐になってしまう。本来はどんな個性を持った成長をしていくのかが、楽しみなはずなのに。基本業務はしっかり教える事に大賛成であっても、社会人として技術者として考えると、現場感やその場その場の応用が不可欠になる。言葉や動画やテキストで教えられない事の方が実は大切な事なのかも。

 

そこで教え切らない教え過ぎないという作戦はどうでしょう。

 

最後の最後までは教え切らない。Aさん、Bさん、Cさんそれぞれに最後は自分で考える余地を残しておく作戦。足りない部分を残す事こそ個々の成長の余地。PDCAの最初にPはプランニングです。はじめから作戦を組み込んでおく。教えすぎないという作戦を。

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